ひよこを育てる(1)

ひよこwo育てる

ひよこを迎える準備をする

冬には全く卵を産まない日が続き、春になっても家にいる成鶏たちの産卵率が落ちてきたので、そろそろ新しいひよこを育てようと言うことになりました。

まずは、販売店に売り出しを確認

いつもは、販売店のホームページでひよこの売り出しを確認します。そして、何を何びき購入したいと予約を入れます。しかし、人員削減の影響なのか担当者の負担削減が目的なのかはわかりませんが、今回は予約が出来なくなっていました。そして、烏骨鶏やサクラ、岡崎オウハンなどの種類も選べずあったのはボリスブラウンだけでした。

しかも今年は100羽先着順で販売終了するとのこと。なくなると困るので、さっそく週末に買いに行くことにしました。

ゲージの用意

今年はひよこを買いに行くかも、という話が出ていたので、前もって小鳥用のゲージを用意していました。

庭でパーツを分解して水洗い後、干しておいたものを軽くダスターで拭いて組み立てました。床に敷き詰めるおが屑を切らしていたのですが、産卵箱に敷く藁の代替として使っていたチモシー(うさぎの餌用の牧草)があったのでそれを2〜3cmの長さににカットして使いました。

藁もおが屑同様に2センチほどの厚さがあれば保温や除湿、防臭効果などが期待できるかと思います。

水と餌入れ

水入れはいつも、陶器のクリスマスケーキカップを使っていたのですが、取っ手が取れてしまいゲージに固定しにくくなってしまっていたので、今回は手作りしました。

500mlか600mlくらいのペットボトルで頑丈なものを選りすぐって、適当な高さになるようにハサミで切り落とし、切り口をライターで炙ってなめらかに加工したものを2つ作りました。

1つは水入れ、1つは餌入れです。結束バンドで取り外し式にできるようにゲージに固定しました。

水入れの上には水を入れたペットボトルに小動物用給水ノズルを取り付けて、ゲージの外から中に口を差し込んで、少しでも部屋を広く使えるように工夫しました。

温度計

暑さや寒さを把握するため、実測の温度計を雛が立って歩いている時の頭の高さに来るように設置しました。

温度計には針金を巻き付けて、伸縮によって高さが調節できるようにしています。雛は身長変化が早く固定すると不便なので、温度計は設置が微調整できるようにしておくと良いでしょう。

バードハウス

保温&隠れて落ち着けるようにするために、バードハウスもペットボトルで手作りしました。1.5リットルボトルではゲージ内に収まらなかったので、切り込みを重ね合わせて長さを短くし、出入り口をくり抜き、黒色不織布で3面を覆いました。そして下にチモシーを敷いてゲージ内の一番奥に設置しました。

そして、しばらく観察してみましたが、今のことろずっと入っているということはないので、あんまり使ってくれないのかもしれません。

ゲージ内は糞で汚れやすいので、作り直しが簡単で使い捨てができる小物は重宝します。

ひよこを買いに行く

販売店のホームページで残量を確認すると、すでに残りが50羽となっていました。

ゲージを持って店に行き、3匹のボリスブラン幼雛と雛用のえさを購入しました。1羽1100円で、餌は1kg1000円でした。販売書には令和5年5月23日生まれと書かれていました。生まれて5日目です。

ひよこを育てる- 週齢 – 温度管理 –

ひよこは、生まれてからの日数で適温が違います。寒すぎたり暑すぎると体温調節がうまく働かないので、体調を崩したり、しんでしまう場合があります。

なので、餌やり水やり同様に、温度管理と清潔を保つことはひよこを育てる上でとても重要なこととなります。

週齢

ひよこは幼雛(〜4週齢)、中雛(4〜10週齢)、大雛(10〜20週齢)、成鶏(早ければ5ヶ月で卵を産む)と成長します。

適温

そして、0〜3日目=33度、4〜7日目=30度、8〜14日目=27度、15〜21日目=24度、22日目以降=12〜25度が適温になります。

生まれて5日目はゲージ室温は30度必要だとわかったので、ひよこランプをつけることにしました。温度が逃げないように、ゲージをビニールで覆って保温し、温度計をこまめにチェックすることにしました。

3羽とも無事に育ちますように。

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